2021.05.20

負担になる家と負担にならない家

坪単価とは、

家にかかった総工事費用を

単純に延床面積で割った数字のことです。

この金額は、家が大きくなるにつれて安くなっていくものですし、

逆に、家が小さくなるにつれて高くなっていくものです。

それゆえ、坪単価にこだわって家を建ててしまうと、

必然的に家の面積が大きくなってしまうため、

それに連動して家の価格も高くなります。

例えば、25坪の家と35坪の平屋のお家を比べてみます。

坪単価は、25坪の家(70万円)、35坪の家(65万円)とします。

35坪の家の方が坪単価は5万円ほど安いものの、

建築費用は500万円ほど高くなってしまう、

といった感じに..ですね。

 25坪×70万円=1750万円

 35坪×65万円=2275万円

また、家が大きくなれば、

単純に家の価格が高くなるだけじゃなく、

それに付随した様々な費用も高くなってしまうことになります。

例えば、35坪の家と25坪の家では、

単純に10坪家の大きさが違いますが、

もしこれらのお家が平屋だとしたら、

土地の大きさも10坪違ってくることになります。

仮に土地の坪単価が20万円だとしたら、

200万円土地価格が違ってくるということですね。

また、土地が広くなれば、

その分外構工事にかかる費用も高くなってしまいます。

工事面積も増えますし、境界の長さも増えるからです。

つまり、坪単価を重視して家づくりをしようとすれば、

必然的に、家・土地・外構全てのコストが

高くなってしまうということ、なんです。

さらに、家や土地が大きくなると、

家づくりをする時にかかるイニシャルコストだけじゃなく、

家を持ち続けている間、

ずっとかかり続けるランニングコストも高くなってしまいます。

まず、家や土地にかかり続ける固定資産税です。

面積が大きくなった分、高くなるのは当たり前ですよね。

土地に関しては、200㎡を超える分に関しては、

200㎡までの税金の2倍かかることになるため、

それも理解した上で購入するようにすべきですしね。

光熱費は、広さというよりも

そこで暮らす人数に最も左右されるものですが、

それでも家が広くなれば、

その分高くなりやすいとも考えられますよね。

15年〜20年ごとにかかるメンテナンスコストに関しても、

家が大きくなれば、その分高くなってしまいますし、

設備の老朽化に伴うリフォーム工事などの際も、

家が大きくなれば、その分高くなってしまいますが、

これらも家を維持していく上では、

決して欠かすことが出来ないコストなので、

この点もご理解いただいた上で、

家づくりを進めるようにしなければいけません。

このように、家をやみくもに大きくしてしまうと、

生涯にわたって、それらのコストが

あなたの負担につながってしまいます。

ですから、やみくもに

家を大きくしてしまわないためにも、

家づくりをする時に、

坪単価の高い安い、を重視しないようにしていただければと思います。

かつ、“家の大きさは○坪は欲しい”という考え方も、

しないようにしていただければと思います。

これも、やみくもに家を大きくしてしまう

大きな大きな原因ですから・・・。