2021.01.29
私自身が、この業界に入職した時に感じたことなのですが、お客様にリフォームなどのご依頼をいただいた際に提出する資料として「お見積書」があります。
お客様がご希望の内容を実現するために必要な費用やその中身(材料はどんなものを使っているかなど)を記載しています。
お見積書と一緒に「プラン(図面)」をお渡しします。(工事の内容によっては「図面」に代わる資料となる場合もあります。)
この「図面」ですが、建築業界に携わる人(設計士・職人・営業・現場監督など)は、内容を見て分かる方がほとんどです。しかし、お客様は必ずしもそうではありません。
何を言いたいかというと「図面を見れば分かる」というのは、建築に携わる人の目線ということです。お客様によっては「図面だけ見ても、よく分からない…」という方もいる、ということです。
「お見積書はもっと分かりにくい」という方も多いと思います。私自身、当初そう感じることがありました。
そこで「誰にでも分かるものって何だろうか」と考え、一つ一つの現場の対応をするうちに、「写真や図、絵(イメージ図)」で伝えると、お客様はもちろん、現場の職人さんにもとても説明がしやすい、ということに気づきました。
ただ、絵を描くことは簡単ではないケースもありますし、手間暇もかかります。でも、弊社では「伝わらないことのほうがNG」と考えます。
手間暇かかりますが、工事が終わる頃に「思っていたのと違う…」と言われてしまうことは、絶対にしたくありません。
はっさく工務店では、お客様に“伝わる”資料をお渡しするようにしています。