RECRUIT
採用情報
募集要項
はっさく工務店では、職人さんや、職人に限らない将来の幹部候補を採用したいと考えています。
シーズンに合わせて新卒採用を実施しているわけではなく、良いご縁を優先したいと思っています。
そのため、エントリーシートや履歴書、面談、採用、といったフローはとっていません。
定期的に弊社で開催しているDIY教室やイベントがきっかけになったり、またはインターンとして業務を経験してもらったり、そんなプロセスを通してお互いに理解を深め、「思ってたのと違う」ことがなるべく少ない状態で、正式に採用し、一緒に働きたい、そんなスタンスです。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
info@hassaku-koumuten.jp
078-967-3046
まずは、このWEBサイトのいろんな記事、コラムをご覧になっていただくのがよいかもしれません。日頃の会社でのこと、スタッフの趣味を生かした連載コラム、もっとゆるいことも書いたりしています。どんな会社で、どんな人たちなのか、分かっていただけることと思います。
業界外からの加入だからこその強み
大学卒業後、まちづくり団体に勤務していました。地域の方、行政、学校、さまざまな方との交流がある仕事で、その経験は今でもとても役立っています。数年後、父が代表していた建築会社(現「はっさく工務店」(旧 「八朔建築」))へ加入。数年後の2017年に、父と代替わりをし、今は代表を務めています。建築の“素人”状態からこのキャリアがスタートしたわけですが、これはある意味武器だと日々思っています。それはお客様の目線で伝え、会話し、提案できるからです。新築にしてもリフォームにしても「一生に一回」であることが多い、大きな大きな買い物です。だからこそ細かなところまでお客様の要望通りになるように、一般の方には難しい専門用語や図面で説明するのではなく、わかりやすい言葉で、誰にでも見てわかる「絵」で、コミュニケーションをとることを心がけています。
それでも、お客様にもいろんな人がいて、毎回同じ方法同じ言葉でも、うまく伝えられないこともある。しっかりとした納得をいただくまで、ささいな言い回し、伝える順番などにも配慮しながらお話しすることで、信頼関係を構築していきます。そんな時、まちづくり団体勤務時代に、さまざまな人との交流した経験を思い出します。
地域に根ざすことの楽しさ
地元では「はっさくさん」と呼ばれています。少し珍しい名字であることもそうですが、創業者である父が創業以来、少しずつ始めていった、DIY教室や暮らしに役立つ情報発信などの、地域に根ざした活動を通じた“お付き合い”をしてきたからこその呼び方なのだと感じています。今では親子三世代に渡ってお付き合いのあるお客様もいます。家を建てたり直したりするだけではない関係があります。まちを育みたい私たちは、同時にまちのみなさんに育ててもらってきた、そんな感じです。
社員の趣味や、少しプライベートなこともニュースレターなどで発信しているので、現場で初めて会った弊社スタッフに、「あなた◯◯さんでしょ、知ってるよ」とお客様が声をかけてくれる、そんなこともありました。
30代前半のスタッフが半分以上と、弊社は若手の人材育成に力を注いできています。これも、まちのみなさんから楽しさややりがいを与えて頂き、育ててくださっているからこそです。弊社出身で工務店として独立した大工さんもまた、このまちで活躍していたりと、やはりまちと人あっての仕事だなと感じます。
こんな人と一緒に働いて、こんな会社にしていきたい
まず、自分の考えが言える人。チームの決定事項、成り行きがあっても、お客様、チームのことを考えると、「ここはこうしたらもっとよくなるのでは?」と、考えを持ち、それを伝えられる人がいいですね。ぼく自身がそうであったように、知識や業界経験だけがすべてではなく、その人の視点、考え方、思いやりゆえに気づけることもあります。そしていい意味で負けず嫌いであること。これも大事です。「社長はこう言ってるけど、でもこれは絶対この方がいいはず!なぜならこうだから」そんな会話が積み重なってよりいいチーム、いい会社をつくっていきますよね。当然、それが言いやすい環境、関係づくりへの努力は惜しみません。もっともっと頑張ります。
あとは、楽しい瞬間ややりがいを自ら見つけられること。中には楽しくない瞬間もあると思います。それは、楽しいことに変えられる時とそうじゃない時があると思います。そうじゃない時を越える楽しさを味わいながら、自分らしいスタイルと持ち味で伸び伸び取り組んでいくことで、楽しくない瞬間も減っていくかもしれないですよね。ささいなことからでも楽しめる精神って大事です。きっと成長に直結します。
余談ですが、スタッフ同士で自主的に農業をやったりしています。趣味の合うスタッフ間で自然発生的に始まったようですが、今では、その畑にふと地元の方が来られて、種をくれたり、一緒に植えたり、そんな会社です。ぼくはそれが楽しいです。人間関係を大切に、そして楽しむこと。これが最も大事なことかもしれません。
農業の例のように、一見関係のないことでも、それを通して地元の方との交流ができたり、そこから仲良しになったりと、「好き」や「得意」を活かしてみる余地がたくさんあります。工務店って、専門的な職種なようで、実はけっこういろいろで、楽しさを見つけるチャンスは多いと思います。どんな小さな個性でも持ち味でも、トライできる、「一回やってみよう」と言える、それを他のスタッフも自然に楽しめる、そんな会社にしていきたいと思っています。