2021.09.28
今日は「コーキング」について、お話したいと思います。
キッチンやお風呂、洗面化粧台などの隙間を埋めて、
気密性や防水性を保つゴム状の物を「コーキング剤」と言います。
建築業界では、シーリングやシールなど言い方が変わる事がありますが、
同じ意味だと思ってください。
工事中の現場を見て、
簡単そうだから、と ご自分で施工される方もいらっしゃいますが、
適切な材料を使わないと、後々大変なことになります。
コーキング剤には、たくさんの種類があり、
ホームセンターに行くと
同じようなカートリッジがずらりと陳列されています。
その中でも 一番目立つのが、「シリコンコーク」。
アルミサッシやバスルーム、洗面化粧台などによく使われる材料で、
カビに強い物や寒さに強い物など商品によって特徴があります。
実際に使った感想では、粘度が低く、きれいに塗ることが出来る材料です。
ただし、この「シリコンコーク」は、
塗った上に塗料を付着させることが難しく、
外壁や室内でも塗装が絡む場所には、使わないでくださいね。
次に目立つ陳列をしているのが、「“変性”シリコンコーク」。
こちらは主に、外壁や外回りによく使われる材料で、
塗った上から塗料を付着させることが出来ます。
実際に使った感想としては、粘度が高く、塗るのが難しい材料です。
きれいに塗れなかったからと塗り直すと 悪化してしまうので、
技術が必要です。
他にも いろいろな種類のコーキング剤がありますが、
適切な材料を使うことが大切です。
使用用途をよく読んで 使ってくださいね。