2022.08.03
毎日毎日暑いですね。
台風の多い季節に入りましたね。
やはり、雨が多い時期になると、雨漏りのお問合せが増えます。
これまで、数多くの雨漏りの現場を見せて頂いています。
今日は、実際に対応させて頂いた事例を少し紹介したいと思います。
<事例1>
普段の雨では雨漏りしない場所が、強風を伴う雨の時に雨漏りした事例
雨漏りの連絡があり、すぐに現地へ伺い、雨漏り箇所を確認。
外壁に損傷などは見当たりません。
雨の降り方、お客様へのヒアリングを実施。
すると、雨戸を閉めておらず、
雨が直接窓ガラス面に当たっている状況がしばらく続いていた、とのこと。
この事例では、工事や修理などは行わず、
「今後、同じような天候の時は、意識して雨戸を閉めてみてください」と
アドバイスさせて頂きました。
その後も、同じような天候や、台風などありましたが、雨漏りしたという報告は受けておりません。
強い風を伴う雨の時は、必ず雨戸をご活用ください。
雨戸は非常に重要です。
横殴りの雨が降った場合、
「窓にそのまま雨が当たる」のと、
「雨戸を閉めている」のでは、大きな違いがあり、
雨による被害を防ぐことが出来ます。
<事例2>雨漏りを放置してしまった事例
以前から雨漏りしていたが、修理などの対策は行わず、数年放置。
いよいよ修理しようと決心して連絡を頂き、
雨漏り箇所を調査したところ、
雨漏りが要因と思われる住宅被害(シロアリ被害)が見つかった。
<事例3>雨漏りを放置してしまった事例
以前から雨漏りしていたが、修理などの対策は行わず、数年放置。
修理を決断し、連絡を頂いて、
雨漏り箇所を調査したところ、
雨漏りが要因と思われる住宅被害(カビ)が見つかった。
事例2、3ともに
雨漏りを放置した場合に、よくある事例です。
雨漏りは、家にとって深刻なダメージを与えることがあります。
よく聞く被害は、
「雨漏り=家の内部に雨(水)が入る、建物の構造体などが濡れる」
です。
雨が止み、濡れた箇所がすぐに乾く状態であれば、
深刻な被害に繋がりにくいのですが、
濡れた部材などがしばらくそのまま湿っていると・・・・
これは家にとって良くありません。
シロアリは水気のあるところに寄ってきます。
住宅においてシロアリの被害が多い箇所は、
お風呂場やトイレ、台所などの、水気がある箇所です。
水分に加えて、比較的温かいところは、
シロアリにとって過ごしやすい環境となります。
雨漏りをきっかけに、
住宅への被害が拡大しないようにするためにも、早めに対処することはとても大切ですね。
今回ご紹介した事例は、あくまで一例です。
雨漏りに関連して起こる、住宅への被害には、
他にも、
【(木造住宅の場合)雨漏り
→濡れた状態が暫く続く→木が腐る
→構造体が弱くなり、耐震性能が低下する。】
【雨漏り
→濡れた状態が続く
→カビが発生
→喘息などのアレルギー症状がでる。健康被害。】
なども考えられます。
もし、雨漏りが気になっている場合は、
ほったらかしにせず、なるべく早めに手を打つことで、
家や住んでいる人へなど、関連するいろいろな被害を起こさないように
して頂きたいです。