2022.09.29
思いがけず、古民家に住み始めました。
2022年の初夏に引っ越ししてきました。
築100年越えの古民家。
お父さんのひいおじいちゃん(大工さん)が建てた家です。
おばあちゃんが長い間1人で住んでいましたが、
ここ6年ほどは空き家になっていました。
あちこち壊れてきていて取り壊しを検討していました。
今、取り壊すのも何百万もお金かかるんですよね・・・
そういうわけで、取り壊されもせず、そのままになっていました。
2022年の夏から、私たち家族がしばらく住ませてもらうことになりました。
あちこち、古くなってきているので、
リフォームしながら、住みます。
これまで、たくさんの人が住んできたこの家、
住み継ぐという考え方。
今建てられている家は、
自分が高齢になったときは想定して建てていると思うけれど、
次の世代、その次の世代が住む、ということはあまり考えていないな・・・と
改めて感じました。
引っ越してきて初めての夏。
真夏に入るまでは、とても涼しく(ちょっと肌寒いくらいの毎日でした)過ごしました。
8月に入り、、、暑すぎました。
特に吹き抜けになっている、土間。
瓦屋根、土、その下が、土間空間なので、
屋根(瓦)が太陽の光で温まってしまうと、
そのまま熱気が伝わってくるので、暑いんですね~。
それから、昔の家は風通しが良い、と思っていましたが、、
暑いのです。
家のいたるところが窓なので、全部の窓を開けることができたら、
風が抜けて涼しいのですが。。。
やはり防犯上、全部の窓を開けることは難しい。
それから、ずっと家に誰かいるわけではないので(家族の減少と働き方の変化)。
何より、地球環境の変化:温暖化が影響しているのだと思います。
時代が変わって、
外部環境、住む人、住まい方が変わってしまった結果、
古民家はちょっと住みにくい家になっています。
そのほか、古民家ならではの困りごとも、ちらほらあります。
そこをどうにか、
現代の技術、工夫やアイデアで楽しみながら乗り越えていきたいです。
絶賛工事待ちの部屋もあります!
時々、
古民家暮らしについての記事も書いてみたいと思っています。
はっさくゆかり