2024.02.21

時を経て…

こんにちは。

はっさく工務店の はっさくゆかりです

今回は、

弊社創業者であり、大工職人、現在会長の八朔博行のコラムを

掲載します


博行さんの記事を読んで、

何事も、続けることが一番難しい…と思った今日この頃です

ではでは、始まります

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みなさん こんにちは

八朔博行です。

私も、なんと今年70歳を迎えます。

16歳で大工見習いとして弟子入り、10年間親方の元でお世話になり、

その後26歳で八朔建築を創設しました。

大工としては今年で53年になります。

振り返ると、創業してすぐは、身内関連の現場から始まりました。

地元、中学校時代の同窓生から依頼を頂いたり、

実家を引き継ぎ農業もしながら

自治会活動にも参加したりするようになりました。

田舎で生活するには、いろんな組織に属することが要求されますね。

大変ではありますが、人間関係の幅が広がりました。

まさにこの自治会関係のお繋がりで仕事を頂いたこともあります。

私が30歳代頃のことです。

自治会でお世話になった方から

「息子が嫁をもらうので、自宅を改装したい」とのご依頼でした。

有難い事です。

その時私は一人親方でしたので、私が改装工事をさせていただきました。

そのお家を30数年を経て、先日、再度改装させていただいたのです。

あの当時結婚された息子さんご夫婦が、

子育てを終え、

将来の暮らし方を考えたリフォームをされました。

今回の工事は、私の息子が打ち合わせや見積をし、

私が大工工事をさせて頂きました。

部屋の解体工事をしているなかで、

この部屋の工事を担当した大工さんは、

30数年前の私自身だと、すぐ気がつきました!

(現場の納まりや施工方法を見たら分かるんですね~)

そして、若かったころのことをいろいろと思い出しました。

(30歳ごろの写真をいろいろ出してみました。若いですね~)

有難い事だと思うのはもちろんですが、

大工冥利につきるな~と思いました。

いい加減な対応で仕事をしていたら、きっとこうはならないでしょう。

お客様に喜んでいただくことを何より大切にしてきました。

コツコツ頑張ってきてよかったな、

頑張ってきた甲斐があったと思いました。

お客様の話をよく聞いて、ニーズに合ったご提案をする。

工夫して、出来るだけお安く。

私の息子も「家守り(いえもり)」というコンセプトを掲げ、

お客様を大切に思う見積や対応で努力しております。

代表を引き継いで7年目、若い力で頑張ってほしいものです。

今回の仕事をさせて頂きましたお施主様のY様、この度は本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

はっさく工務店 八朔博行